部分矯正の診察室

舌側転移・空隙歯列の症例 [no.003]


前歯の隙間や、左前歯の舌側転位を上前歯だけの部分矯正で治療した症例です。

前歯の部分矯正では前歯4本を矯正することが一般的ですが、この症例では左側は奥歯まで装置をつけ、通常より多い5本の歯を動かしました。

舌側転移とは

治療前写真を見ると、上の左前歯の歯がクロスしてしまっているのがわかります。このように歯が歯列の内側(舌側)に大きくズレてしまうことを舌側転移(ぜっそくてんい)と言います。下の歯の内側へ入ってしまっている場合は、反対咬合、クロスバイトとも言います。

舌側転移・空隙歯列の症例(20代女性)

治療前・正面写真

治療前・正面写真

治療後・正面写真

治療後・正面写真

治療前・左から

治療前・左から

治療後・左から

治療後・左から

治療前・咬合写真

治療前・咬合写真

治療後・咬合写真

治療後・咬合写真

治療前の状態と患者さまのご要望

左上前歯が大きく舌側にずれて(舌側転移)、反対咬合を起こしていました。また、正中部に隙間(空隙歯列)がありました。
患者さまのご要望は、正中部の隙間と舌側転移を部分矯正で治したいとのことでした。

治療プラン

部分矯正で、正中部の隙間と舌側転移を治せると判断しました。
前歯舌側転移している左上前歯のスペースを確保するためには、前歯・犬歯・小臼歯の側面をディスキング(歯牙の側面をわずかに削合すること)する必要があったため、前歯だけでなく、第一大臼歯まで矯正装置を装着することとしました。
また、歯を動かす過程で、舌側転移している左上前歯が、下の歯とぶつかることが予想されたので、上の臼歯の咬合面を調整して、矯正を治療を進めることとしました。
今回は患者様のご要望通り上前歯のみの部分矯正をすることになりましたが、もともと奥歯のずれや不正咬合があるため、仕上がりには限界がある旨、患者様の了解をとって治療を始めることになりました。
また、矯正装置の種類は、表側矯正・裏側矯正ともに可能でしたが、患者様のご希望で表側矯正となりました。

部分矯正治療の結果

治療プラン通り、前歯部分の治療が完了しました。
内側にあった左上前歯も歯列にしっかりと入り、下の歯との咬合も正常に戻りました。
治療プランで事前に伝えていた通り、奥歯の咬合や正中のズレなど、仕上がりで課題が残る部分はあるものの、部分矯正で得られる結果としては、ご満足いただける内容にできたと思います。

治療DATA

患者様の属性 20代女性
矯正期間 6か月半
矯正装置の種類 表側矯正
矯正装置の料金(税別) 350,000円
処置料(税別) 5,000円
当院の矯正装置と費用 当院の治療の流れ

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